【費用&実例写真掲載】外壁塗装の塗料選び完全ガイド
外壁塗装を考えるとき、やっぱり迷うのは「どの塗料を選べばいいの?」ということですよね。
アクリル、シリコン、フッ素など種類が多く、調べれば調べるほど分かりにくい…そんな方も多いと思います。
外壁塗装を考えるとき、やっぱり迷うのは「どの塗料を選べばいいの?」ということですよね。
アクリル、シリコン、フッ素など種類が多く、調べれば調べるほど分かりにくい…そんな方も多いと思います。
そこで今回は、塗料選びで失敗しないためのポイントをわかりやすくまとめました。
あわせて施工事例も紹介するので、費用や仕上がりの参考にしてください!
施工事例① 江戸川区・戸建て
施工内容:屋根ガルバリウム鋼板カバー工法+外壁塗装
使用塗料:無機塗料
費用:約250万円
施工事例② 江戸川区・アパート
施工内容:外壁・屋根塗装
使用塗料:無機塗料
費用:約200万円
施工事例③ 中野区・戸建て
施工内容:外壁・屋根塗装
使用塗料:ラジカルハイブリッド塗料
費用:約150万円
費用相場:900~1,200円/㎡
耐用年数:4~5年
アクリル塗料は「とにかく安く済ませたい」という方向けの塗料です。発色がよく、作業性も良いのですが、耐久性はやはり他の塗料に劣ります。
正直なところ、現在の外壁塗装では主流ではありません。「とりあえず見た目だけ綺麗にしたい」「数年後に建て替え予定がある」といった特殊な事情がない限り、あまりおすすめできないのが実情です。
費用相場:1,600~1,800円/㎡
耐用年数:6~8年
15年ほど前まではよく使われていたウレタン塗料。木材から金属まで幅広い素材に対応できる汎用性の高さが魅力でした。
ただし、現在ではより性能の良い塗料が同程度の価格で手に入るため、積極的に選ぶ理由は少なくなっています。「昔ながらの塗料で安心感がある」という声もありますが、コストパフォーマンスを考えると他の選択肢の方が良いでしょう。
費用相場:2,500~2,800円/㎡
耐用年数:8~10年
「外壁塗装で迷ったらシリコン」と言われるほど、バランスの取れた塗料です。価格と耐久性のバランスが良く、多くの住宅で採用されています。
シリコン塗料の良いところは、実績が豊富で信頼性が高いこと。また、各メーカーからさまざまな商品が出ているため、選択肢も豊富です。「とりあえず無難に」という選び方でも、まず失敗はしないでしょう。
費用相場:2,500~4,500円/㎡
耐用年数:8~10年
2010年代から各メーカーが力を入れている新しいタイプの塗料です。「ラジカル制御」という技術で、塗料の劣化原因を根本から抑制します。
シリコン塗料と同程度の価格帯でありながら、より高い耐久性を実現しているため、最近人気が高まっています。ただし、まだ歴史が浅いため、長期的な実績はこれからという面もあります。
費用相場:3,500~4,500円/㎡
耐用年数:15~20年
東京スカイツリーにも使用されているフッ素塗料は、とにかく耐久性が自慢です。初期費用は高くなりますが、長期間メンテナンス不要なので、トータルコストで考えると意外とお得かもしれません。
「一度塗ったら当分塗り替えたくない」「メンテナンスの回数を減らしたい」という方には最適な選択肢です。ただし、20年近く同じ色合いになるので、飽きのこない色選びが重要になります。
費用相場:4,000~4,500円/㎡
耐用年数:16~20年
現在最も高性能とされる無機塗料。無機物(石やガラスなど)の特性を活かし、有機物の弱点を克服した画期的な塗料です。
価格は最も高くなりますが、その分の価値は十分にあります。「家は一生もの」「最高品質を求めたい」という方にはおすすめですが、オーバースペックになる場合もあるので、よく検討してください。
「うちの場合、実際にはいくらぐらいかかるの?」というのが一番気になるところですよね。一般的な戸建て住宅の坪数別費用相場をまとめてみました。
坪数 | 塗装面積(㎡) | シリコン塗料の場合 |
---|---|---|
20坪 | 79㎡ | 40~70万円 |
30坪 | 119㎡ | 60~100万円 |
40坪 | 158㎡ | 80~130万円 |
50坪 | 198㎡ | 100~160万円 |
ただし、これは塗料代だけでなく、足場代、下地処理、人件費などを含んだ総額です。実際の費用は建物の状態や業者によって大きく変わるので、必ず複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
築10年以内の比較的新しい住宅なら、シリコンやラジカル制御型塗料で十分です。一方、築20年を超えている場合は、下地の状態も悪くなっているので、フッ素や無機塗料で長期間保護するのも良い選択です。
また、「あと10年で建て替え予定」なら高級塗料は不要ですし、「終の棲家として長く住む」なら耐久性重視で選ぶべきでしょう。
「初期費用を抑えたい」vs「トータルコストを抑えたい」は、塗料選びの永遠のテーマです。
例えば30坪の住宅で比較すると:
長期的に見ると、高級塗料の方がお得になることもあります。
最近の塗料には、基本性能以外にもさまざまな機能が付加されています:
これらの機能は確実に効果があるので、住環境に合わせて選ぶと満足度が高まります。
「色は後から変えられる」と思いがちですが、耐久性の高い塗料ほど長期間同じ色になります。フッ素塗料なら15~20年、無機塗料なら20年以上は同じ色です。
汚れが目立ちにくい色の順番:
逆に、白や黒は汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
どんなに良い塗料を選んでも、施工が悪ければ台無しです。以下のポイントで業者を選びましょう:
事例:アクリル塗料で80万円で施工 → 3年後に色褪せ、5年後に塗り直しで再び80万円
対策:初期費用だけでなく、メンテナンスサイクルを含めたトータルコストで判断する
事例:築30年の住宅に無機塗料で150万円 → 10年後に建て替えで無駄になった
対策:住宅の築年数と今後の計画を踏まえて適切なグレードを選ぶ
事例:真っ白な外壁にしたら汚れが目立って数年で後悔
対策:周辺環境を考慮し、汚れが目立ちにくい色を選ぶ
シンプルな選び方の指針:
そして何より大切なのは、信頼できる業者を見つけることです。良い業者なら、あなたの状況を丁寧にヒアリングして、最適な提案をしてくれるはずです。
外壁塗装は10年に一度の大きな投資です。しっかりと比較検討して、後悔のない選択をしてください!
外壁塗装を考えるとき、やっぱり迷うのは「どの塗料を選べばいいの?」ということですよね。
アクリル、シリコン、フッ素など種類が多く、調べれば調べるほど分かりにくい…そんな方も多いと思います。
外壁塗装は高額な工事であり、悪徳業者によるトラブルも多いため、慎重に業者を選ぶことが重要です。以下の点を確認して、信頼できる業者を選びましょう。
「うちもそろそろ外壁塗装かな…」そう思って調べ始めると、価格の幅の広さに驚きませんか?100万円という業者もあれば、200万円という業者もある。一体何が正しいのか、まったくわからなくなりますよね。
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